妊活中や不妊治療中
「血圧」って気にしたことありますか?
私は正直ぜんぜん気にしていませんでした。
健康診断でもいつもサラッと流していたし
「若いから大丈夫」と思っていたんです。
でも、妊娠してから私は
「妊娠高血圧症候群」になり、
さらに「肺水腫」「胎盤癒着」と重なって、
出産は命がけになってしまいました。
出産後に思ったのは
妊娠前に、もっと血圧のことを知っていたら…ということ。
この記事では
私が経験した妊娠高血圧症候群のことや、
妊活中でもできる小さな備えについて
実体験をもとに綴ってみます。
私は不妊治療を経て妊娠しました。
妊娠自体は本当にうれしかったし
これからがスタートだと思っていたのですが
妊娠14週ごろに突然、血圧が急上昇。頭痛に嘔吐、
大学病院に転院し、緊急入院。
それからは、マタニティーライフを楽しんでいましたが
33週で脚がむくみ、血圧が上がり、尿タンパク陽性で緊急入院。
もう家には帰れないなと言う状態でした。
ついには肺に水が溜まり、緊急帝王切開で産むことになりました。
さらに、癒着胎盤が見つかり、輸血を伴う出産に。
これらすべての背景に「妊娠高血圧症候群」が関係していたんです。
今振り返ると、「できたかもしれない」と思うこともあります。
- 普段から血圧を測る習慣
- カフェインや塩分の見直し
- 病院で“妊娠前”の健康リスクを相談
- 治療中も「血圧が高め」と伝える勇気
特に私は不妊治療のステップに必死で
つい「健康は後回し」になっていました。
でも、体があってこその妊娠・出産。
それを忘れがちだったな…と今は思います。
妊活って、どうしても「妊娠できるか」にばかり気持ちが向きますよね。
私もずっとそうでした。
でも、妊娠した後も、体はずっと戦っています。
元気に赤ちゃんを産むためには
妊娠前からの備えがとても大事なんだと、身をもって感じました。
もし、今の私が過去の私にアドバイスできるなら。
「血圧も、気にしてあげて」って言うと思います。
それはプレ妊娠期の今でも、できることです。
毎日でなくてもいい。
ちょっと気にかけて、自分の体の声に耳をすませてみてください。
いつか迎えるかもしれない妊娠。
そのときに「やっててよかった」と思える日が、きっと来ます。

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